０年生クラス、という言葉を聞いて、想像が全くできなかったです。心配しかありませんでしたね（笑）。私にできるのかなぁという不安です。外国のプログラムだろうし、プログラムの名前からして１年生の前だろうなと思いつつ、デンマークという国の名前が出た時に不安がありました。

これまでも新しいプログラムを入れたことはありますが、教材があったり、マニュアルがあったり、そこには正解があり、時に誰かがやってくれるものばかり。

この０年生のクラスを経験している子は、子どもたちが自らルールを作ったり、周りに気づいて声をかけていく姿も見れて、成長しているなと感じます。ペダゴーとして入る回数が多かったので、事後のミーティングでより良くするためのアドバイスなどはもっと欲しいと思うほどになりました。

日本はまだまだ一斉保育が強いですよね。一方、０年生は答えがないので、子供にかける言葉を考えすぎて言葉が出なくなったこともありました。だからこそ、もっとも感じたのは「今、何を考えているのかな」と待つ姿勢が増えたなと感じています。

今までの保育を続けていたら成長はそこで止まったな、と思っています。０年生のプログラムは保育の質も高めるとともに自分も高める、一歩前進してきているととても感じていて、やってきて、参加させていただいて本当によかったな、と思っています。是非、これから参加される方も、子供と一緒に自分磨きをする機会にしていただきたいなと思います。